半田 亀崎潮干祭り


5月 初夏の半田市 亀崎の潮干祭り。
勇壮な男のお祭りでした。

長い歴史にのっとり、多くの観光客を飲み込んで、海の男たちが
この日ばかりはと、一堂に会して盛り上がります。

朝刊を見て、急きょ思い付き行ってきました。
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痺れる様な ひとコマでした。
こういう山車は美濃にもありますが
これが 海に入っていきます。
砂に潜り、はまり込む! そして 動かない

大勢の引き子たちが 自分の山車じゃないのに
協力して海に沈む山車を引き上げる

声を一つにして、少しずつ

すこしずつ 動き出す

歓声が一つになって盛り上がる
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2時近くに最初に一台が入ってきました。
12時には並んで、場所取りをしていました。
凄い人です。
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待ちにまって来た最初の宮本車 東組の最古の山車です
ドキドキでした、多くのお囃子達が
乗っている重量満載の山車が海に向かい
進む姿は、歓声の後押しを感じます。
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先棒はとっくに海の中
どこまで行くんだ??
そこから先は 深いぞ!!!
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先棒と後棒
先は吊り上げながら 海に後ろ向きに進む
後はひたすら押す!

このバランスが絶妙なんだろうな
下は砂だから 当然進まないんだから 大変だ
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2台目 青龍車 石橋組
以志という字を背中に背負ってます
各町内の半纏もそれぞれで 趣があるなぁ
長半纏もあるし
かっこいいけど、個人持ちなんだろうかな??
きっと 高いぞぉ
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3台目 力神車 中切組
上のからくりは 浦島太郎の玉手箱からくり

1826年建造 これもかなり古い
ついてる彫刻がすごく 綺麗!
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4台目 神楽車 田中組
1837年製 天保8年
からくりは 傀儡 これも有名らしいけど こんどみよっと

半纏の字は読めん!
へんは 車 作りは 神楽 



読めたら 連絡してね
豪華 お菓子をあげるから(うまい棒)
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最後は 花王車 西組の山車です
ここのからくりは 空中芸妓でした
からくり人形が 離れ業をします。

さすがに勇壮です、次から次へと海に入り
勢揃えで 5台が海辺に立つ姿は 凛々しいですね。

ここから 丘にあがり 神前神社前で 奉納からくりが繰り広げます
残念でしたが
僕はここで 帰路につきましたが
次回は この先をみたいなーとおもう お祭りでした。
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最後に ネット上の一枚を 拝借しました
この位置で写真を撮ろうと思うと 海に船を浮かべないと無理です

何台かのレジャーボートが 海に浮かんでいました。
すこしうらやましいね
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スタートしました。
これから 海に向かい神社をでて 街並みを悠々とすすんでいきます。
いったい 何人がこのお祭りを支えてるんだろう

露払い(人払い?)
神様が通るから 道を開けなさい!!
棒の先に 御幣のような布を付けた人が先をきります。
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次は幟をもち 白装束が続きます
ここまでに もう20人を超えてます
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ひときわ目を見張る
まるで 宮廷の使者のような(見たことないけどね)
真っ赤な神装着 重みがあるね

その後ろから 紋付袴の人が数十人
いったい 一つの山車に何人が つくんだろう?
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やっと 引手が見えてきた
50mほどの引き縄をさきにして
山車にも数十人が?まり
山車の上には お囃子と からくり操作のひとが乗る
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この4本の柱が 漆柱 
昇龍降龍 
素晴らしい細工ですね 必見ですよ
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側面の 彫られている
瀬川治助氏の作品 
この御祭りの 最初に出来た出車とのことです。

美濃祭りの もち運びの酒樽でさえ
最近作る人が居なくなり、修理さえできない
こんな彫刻は もう二度と出来ないんでしょうね。
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屋根のしたも 素晴らしい彫り物だ
これが 各山車ごとに 彫られてる
時間があれば すべて 見てみたいです

一番上には からくりが乗り
各山車独特な からくりが披露されます。

これは 美濃町祭りにも 多くありますが
おそらく その昔にこういう山車はすべて
同じ様相を伝わっていたんでしょうね。
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亀崎の名物 
一つはあさりを串に刺した 天ぷら
爪楊枝に 2個さして 3串で500円
今年は特にあさりが不良で
お土産のぶんは まったくない

イワシはんぺんは 1串150円
これは おいしかったな
ちくわと 練だんごも 売ってたよ
ビールによく合う
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あちこちの 山車の蔵のなかに
お酒の一斗樽がおいてありました。

柄杓と茶わんがあり、札が下がっていました。

ご自由にお飲みください。

お酒をふるまう所でした。
飲み放題です、お酒好きな人にはたまらない。

普通のお店の中にも ふるまう店がありました。
これも伝統なんでしょうね。

素敵な一日を感じる 場所でした。
今度はお泊りで来てみたいね
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