おわら風の盆

2017年9月1日2日3日  越中八尾にて
綿々と語り継がれ 踊りつがれてきた おわら風の盆

少し前に飛騨の古川 やんちゃ祭りに(お越し太鼓)出かけたときに
お友達のお姉さんの家に宿泊させてもらい、その時にお聞きしました。

姉さんは毎年お出かけになるとのことで 
一度は出かけてみたいと思い 今年キャンピングカーも手に入れたので
意気揚々と出かけていきました。

しかし 何というか 郡上八幡の郡上踊りが 静かなれど参加型で
阿波踊りなどは にぎやかな踊りで

この風の盆は 静かで 尚且つ幻想的な引き込まれるような踊りです。


訳もわからず ネットで調べて 観覧席を購入して
前日から泊まり込みで出かけました。

前日は富山の町で飲み歩き、地元の人に聞くと1度も行ったことがない・・・・
人を見に行くようなもんだ!!と
とにかくすごい人で たどり着けないとのことでした。

急きょ前夜から八尾に入り込み車中泊を試みましたが、町の中など入ることも出来ない
なおかつ深夜にもかかわらず 町流しをしていました。

時刻は1時を過ぎていましたが、踊り子 お囃子 15人ぐらいの団体が流してました。



いま思うと・・・・

あれを見てたら 一番の場面だったなぁと 帰宅するときに思いました。
8月の25日ぐらいから ずーっと夜に流していたらしいです。

しかし情緒があり 静かな色気が 漂う踊りです。
踊り子は 女性25歳 男性は30歳で引退という決めごとで

見てるだけで 本当に素敵な踊りです。
女性の美しさと 色気が 漂うさまはグラビアの人など足元にも及ばない




ほとんど顔は見えません、編笠を深くかぶるにはわけがあり
若い女性で はずかしいので顔を見せないという 古くからの伝統ですが
そのかぶり方が 何とも言えない

この編笠のすきまから みえる表情にドキドキします。



うなじの美しさと、見えない所のお洒落に引き込まれます。 



この編笠の角度と腰の角度が 一致した時に思わず拍手がわき上がりました。
この決めの形が動きの中で 多くあるんですがけっこう 辛いですね




男性4 女性4と 同数での掛け合い!
自分の町内での流しで いつ始まるか どこではじまるかはわからないし
11町が自分の街並みで行うので、ある程度決めていかないと見れません。

それと踊りが始まると 観客の動きは禁止ですので 前列で見るにはある程度待たないと見れません。
僕は偶然に最前列で見えました。

踊り子の手が目の前に届きそうでした!!
思わず手を差し伸べてしまいそうでしたが、、、、、



ほらね 殆ど触ってるでしょ!
どっきどきです。



男衆とかけあう姿も、伝統のなかの見せどころのように思えました。
この場面では拍手と 掛け声がおおく聞かれました。
町内の名士のご自宅の前での披露です。

長椅子を並べて 10人ぐらいが座りその後ろに 幾重にも人が覗き込みます。
僕はなんと最前列にすわり、関係者のような顔をしてみました(笑)



男衆も女性を引き立てるばかりではなく、美しい踊りを見せてました。
後ろに見えるのが お囃子ですが二胡と三味線太鼓と この調べは聞いたことがないです

歌も 詩でみるとわかりますが、切ないセンテンスが並びます
すこし方便もまじり歌で理解するには 何度も通わないとね。


最後に3500円も支払い 見た踊りは 小学校のグラウンドに
1万?わからないけど凄い人数でした



石畳の通りは すごい人がいますが、この通りだけじゃないんです。
いくつかの道筋があり同じぐらいの人が いまか?いまか?と 待ちわびます。

僕は12時間待ちました。

でもまた見に行きたいとおもうお祭りです。
是非見て来てね!


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